弱点を把握し、克服する

2018年のセンター試験実施日は1月13日(土)、14日(日)。約5カ月後に迫りました。日数に換算すると約150日。1日平均10時間勉強できたとして、残されているのは約1500時間です。最難関の医学部合格を目指す受験生にとって、無駄にできる時間はありません。そこで、医学部合格のために、センター試験対策をどう位置づけると良いのか、受験戦略の具体例を紹介します。あくまでも一例ですので、自身の受験戦略の参考にしてみてください。

センター試験は、難問ではなく標準問題が中心です。受験科目で自分が理解していない箇所を把握するのにうってつけです。全範囲を学び終えた受験科目は、センター試験の過去問にどんどん取り組みましょう。そして、間違えた問題を繰り返し解き直しましょう。正解した問題を解き直すのは効率的ではありません。間違えた問題、あるいは正解していても理解が不足していると感じた問題のみをノートにまとめ、解き直すようにしましょう。8月中に80%得点できるようになるかどうかが一つの目安です。

時間内に解けない問題があっても、今は構いません。医学部受験生であれば、センター試験本番では85%〜90%の得点が求められます。学習内容に抜け漏れがあると非常に達成が難しくなるため、まずは手も足も出ない問題をなくすことが大切です。その上で、どの科目で何%得点するのか、目標を定めましょう。

国公立二次や私立一般の過去問演習も、出題傾向を把握するために必要です。しかし、センター試験で出題される標準的な問題が理解できていなければ、応用問題は解けるようにはなりません。また、国公立志望の場合は、センター試験の得点が低いと、二次で相当追い上げる必要が出てきますし、倍率によっては二段階選抜が実施されて二次に進めないケースすら出てきます。

ですから、センター試験対策は、自分の苦手分野を把握して克服する手段であり、国公立二次や私立一般の難問に立ち向かう土台作りとなります。急がば回れ。焦らず、基礎をしっかりとマスターすることが、安定した得点力の原動力となります。センター試験まで、あと5カ月。志望校合格に向け、何が必要で何が不必要か。どの科目で何点取るのか。戦略をしっかりと練りましょう。そして、戦略が固まったら、すぐに実行しましょう。

頑張れ、医学部受験生!