早、慶、上智に匹敵

人気の高まりから、医学部受験は最難関とも言われています。実際にどのくらいの難易度なのか、私立大学の他学部とボーダー偏差値を比較してみました。全大学を網羅しているわけではなく、「難関」というイメージが定着している大学のみを掲載しています。

※他学部は、最も偏差値の高い学科のものを掲載。
※受験科目は2科目以上。例えば、慶応義塾(総合政策)の偏差値は70.0だが1科目受験なので省略
※ボーダー偏差値は河合塾データより(2018年度予想)

医学部 偏差値 他学部
慶應義塾 72.5  
順天堂
東京慈恵会医科
70.0 早稲田(政治経済)
慶応義塾(法)(経済)(商)
東北医科薬科
自治医科
防衛医科校
昭和
東京医科
東邦
日本医科
大阪医科
関西医科
近畿
久留米
産業医科
67.5 早稲田(文)(文化構想)(先進理工)(社会科学)(法)(商)
岩手医科
国際医療福祉
杏林
帝京
東京女子医科
日本
東海
金沢医科
愛知医科
藤田保健衛生
兵庫医科
福岡
65.0 慶応義塾(薬)(理工)
早稲田(教育)(国際教養))(基幹理工)(創造理工)(人間科学)
上智(外国語)(総合人間)(法)(経済)
獨協医科
埼玉医科
北里
聖マリアンナ医科
川崎医科
62.5 上智(文)
東京理科(薬)(理)(工)
立教(文)(法)(経済)(経営)(観光)

上記表の通り、私立大学医学部と同程度の偏差値に来るのは、難関私立3大学である早稲田、慶応義塾、上智でした。私立大学の場合、これに高倍率という別の難度が加わります。

私立医学部 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度
志願者数 104,015 107,245 106,808 94,055
入学者数 3,486 3,364 3,341 3,316
倍率 29.8 31.9 32.0 28.4

2017年度の他学部の志願者倍率は、早稲田(政治経済)9.4倍、慶応義塾(法)6.1倍、(経済)6.7倍、(商)12.2倍ですから、医学部人気のすさまじさが分かります。偏差値、倍率の両面から、医学部入試が最難関レベルにあることは間違いないようです。

だからこそ、医師という職業に興味をもたれた方は、できるだけ早いうちから受験準備を始めましょう。目安は、高校2年生のうちに、受験科目の履修範囲を終えることです。そして高校3年生になったら、できるだけ演習に取り組むようにしましょう。

医学部入試は最難関という現実を把握した上で、入試で合格最低点を上回るにはいつまでに何をすれば良いか、しっかりと計画を立て、実行していくことが大切です。目標を設定し、逆算して今何をするかを考えることは、医学生になってからも、医師になってからも、きっと役に立つ思考習慣になると思います。