医学部生の大学生活とは?(浜松医科大学)

杉本 望拓くん(浜松医科大学1年)

浜松医科大学について。

みんな結構部活をやっています。部活単位で集まって勉強したりしています。昔からのようですね。学長も「医師国家試験の合格率が高いのは、このグループワークの伝統があるからだよ」とおっしゃっていました。10人くらい入れるグループワーク用の教室も、50室以上あるんじゃないでしょうか。それに、なんだかんだ言っても、勉強する人たちが集まっていますね。私も、新しいことを知ったり、理解したり、これまでできなかったことができるようになるのは、やはり楽しいです。

医師は一生が勉強と言われています。自分自身が患者さんの立場だったら、できることなら、常に勉強をして最新の情報を得ている医師にかかりたいと思いますよね。教授にも「君たちがちゃんと勉強しないと、患者さんの命に関わるから、死ぬ気で勉強しなさい」と言われています。浜松医科大学は、大きな図書館があって24時間使用できるので、やろうと思えばいつでも勉強できる環境です。

今はどんなことを勉強していますか?

1年時は一般教養が中心なので、だからこそ医学的なことに触れられるとうれしいです。1学期に病院見学があったのですが、患者さんと話したり、各部門を回ったりさせていただき、非常に勉強になりました。2年生からは解剖実習も始まるので、いよいよ本格的に医師になるための勉強ができると、楽しみにしています。

将来は、どんな医師になりたいですか?

現時点では、発達障害の子どもを診ることができる医師になりたいです。これからの社会を支えていく子どもたちに対して、もっと何かできることがあるんじゃないかという思いがあります。それが、研究医として障害そのものと向き合うことなのか、臨床医として直接手助けすることなのか、医系技官として制度面を整備していくことなのかは分かりませんが、発達障害の子どもたちが活躍できる環境を提供できる医師になりたいと思っています。

浜松医科大学