静岡から医学部へ 〜Sさん(北里大学 合格)〜

Sさん(静岡雙葉高校卒)
2026年度推薦入試で北里大学に合格

医師になろうと思ったきっかけを教えてください

小4のときから漠然と医師になりたいと思っていました。2分の1成人式で、将来の夢をみんなの前で発表する機会があったのですが、そのときにも医師と言っていました。かかりつけの小児科医の方がいて、憧れというか、白衣だったり聴診器だったり、格好いいなと思っていたんです(笑)。

医師になるという目標が固まったのは、小5のときに、祖母が入院したことがきっかけです。すごいお祖母ちゃん子だったので、段々と弱っていくところを見ていて、最後は在宅医療だったのですが、苦しんでいる祖母に対して何もできないのが、すごく辛かったんです。悔しくて、私も、こういった場面で役に立てるようになりたいなと思うようになりました。

受験勉強で辛かったことはありますか?

最後の最後、高3生のときが一番辛かったです。特に化学は、模試等でなかなか点数が取れませんでした。勉強しているはずだし、自分でもできているつもりでいたのに、点数にならないので、どうしようかなと思っていました。

得意科目と苦手科目を教えてください

生物が得意です。暗記が得意なんです。苦手科目は数学です。数学を得意になるのは不可能だなと感じていました(苦笑)。

そのため、数学はある程度割り切りました。北里大学の推薦入試はどの分野から出るのか、先輩方のリポートを読んで推測し、チャートから必要なページだけを切り取って、これだけはやるという小さいチャートを作りました。

化学も苦手だったので、力を入れて勉強しました。医学部専門予備校の工藤塾に通っていたのですが、教わっていた先生に、曖昧に覚えていたことが、点数が取れない原因だと言われて、授業中に全部説明させられました。「これって何?」と聞かれて「◯◯です」と答えたら、「◯◯ってどういうこと?」というように、どんどん質問されるんです。

私の適当な知識を、ちゃんと固めてくれたので、そこから点が取れるようになりました。あとは『セミナー化学』を4周しました。周回するたびに同じところを何度も質問するので、「前にも説明したよね?」と言われましたが(苦笑)。

勉強で工夫したことはありますか?

最後は、北里大学の推薦入試に向けて、記述対策をしました。生物はずっと『アクセス』をやっていましたが、『重要問題集』が記述問題が多かったので、切り替えて勉強しました。

学科試験の手応えを教えてください

生物は、去年の問題とは被らないと考え、数年分を見て「ここが出るんじゃないか」と推測しました。前日は、その分野を読み込んだんですよ。理解しようとした分野が、そのまま出題されました。

化学は、4周して、最後に10枚だけ付箋を貼りました。もう一度、ここだけは復習しようと思い、やり切りました。当日もできたと思います。数学は苦戦しましたが、できる問題だけに集中しました。

英語は、今までと傾向が違っていました。長文は今まで通り出るんですけど、最後にチャレンジ問題みたいなものがありました。日本語で書かれた四字熟語があって、それを英語で説明しなさいというものですが、知っている単語と文法をフル活用して、なんとか書くことができました。

面接は手応えがあったとか

工藤塾でしっかりと対策をしたので、手応えしかなかったです(笑)。個人面接では、車を作ったこと、ミュージカルを成功させたこと、ボランティア活動、私が高校時代に熱中したことを、しっかりと話すことができました。

グループ面接でも、自分の軸をもって、しっかりと意見を言うことができたと思います。

試験が終わった後の感触はどうでしたか

数学次第かなという感触です。苦戦を覚悟していた化学が思ったよりもできたので、「受かるかも」という期待はありました。ただ、その後、やっぱり数学が…と考え、「落ちたかも」という不安な時期もありました(苦笑)。

そして合格発表を迎えます

発表の前は、「あれができなかったな」「これができなかったな」と、できなかった問題ばかりが浮かんできて、「これじゃあ受かんないよな」「なら、いつ見ても一緒だよな」と思って、学校の授業中に見ました(笑)。

合格と分かった瞬間はびっくりですよね(笑)。「医学部に受かるってすごいことだよね?」と思って、信じられない気持ちでした。「本当かな?」と思って、1回、合格者発表に入り直しました(笑)。高校の担任の先生に報告すると、私より喜んでくれました。